インテリアショップというと、家具が買える店舗や会社をイメージする人が多いでしょう。
しかし中には、工務店やハウスメーカーのように住まいのリフォームを手掛けている会社も存在します。
普段からよくインテリアショップに足を運ぶ人やそのお店のファンであれば、「リフォームを依頼したい」と思うに違いありません。
ただし「思った形にならなかった」などのトラブルを回避するために、まずは特徴や費用相場をしっかり確認しておきましょう。
インテリアショップは、オリジナル家具の製作・販売を手掛ける会社だと捉えるのが一般的ですが、インテリアから発想する家づくりをプロデュースしているお店も少なくありません。
形態はリフォーム専門会社に近いですが、ショップや扱う家具が好きな人はブランドの世界観を最大源に生かせるというメリットがあります。
また会社によってナチュラルやフレンチ、モダンなどテイストが異なり、希望するテイストに近い会社を選べばより仕上がりへの満足度が高まるでしょう。
このような家づくりを手掛けるインテリアショップには、いくつかのタイプがあります。
具体的には、デザインからプランニングまでを一貫して行うビルダータイプや、デザインから設計までを自社で行い施工は施工会社に依頼する設計事務所タイプ、基本プランの提案以外は別の業者に依頼するプロデュースタイプの3種類です。
どのタイプでもインテリアショップの壁紙や設備を使うため、必然的に工事規模は大きくなる傾向にあります。
「家づくりだけでなく家具のチョイスも全て同じ会社で行いたい」「家全体に統一感を出したい」という人におすすめです。
このようなメリットがある反面、インテリアによっては機能や安全性、強度のチェックが必要となるなどのデメリットも存在します。
特にアンティークパーツを希望する人は、念入りにチェックを行いましょう。
そんなインテリアショップでのリフォームの費用は、取り付ける設備の価格に左右されやすいのが特徴です。
一般的にはトイレで40万円~60万円、キッチンで120万円~160万円、全面リフォームだと1,200万円~1,600万円程度となります。
取り扱いブランドによって価格が異なるため、希望の水回り設備や壁紙、エクステリアによってはこれ以上の費用が必要になるでしょう。
インテリアショップでのリフォームには、お店のテイストや扱う家具の世界観を最大源に演出できるなどのメリットがあります。
その反面お店で扱う家具や設備自体の価格が高ければ、その分工事にかかる費用も高くなってしまうなどのデメリットもあるでしょう。
インテリアショップで扱うブランドで統一したいなどの希望がある人は、リフォームの依頼を検討しても良いかもしれません。