本格的にリフォームをする場合、高額の費用がかかります。
リフォームをする際にローンを利用する人もいると思います。
では、リフォームでローンを利用するメリットと、賢いローンの利用方法について調べてみましょう。
リフォームをする場合、住宅ローンを利用することによって住宅ローンの減税対象となります。
具体的には、100万円以上のリフォーム工事をする場合が当てはまります。
その他にも年収が3,000万円以下であること、リフォーム面積が50平方メートル以上であることなど、いくつか条件がありますのでリフォーム契約をする前によく調べておくと良いでしょう。
この際所得税から控除しきれない分がある場合は、住民税からも一部控除を受けることができます。
この制度は毎年変更されますので、利用前に国交相や税務署などのホームページで確認してからローンを組むことをおすすめします。
これはローンを上手に利用することによって、節税もできるというシステムです。
特に高額なリフォームを考えている場合には、ぜひ利用したい制度ですね。
所得税の減税だけでなく、固定資産税の減税ができるリフォームもあります。
それはバリアフリーリフォームや耐震リフォーム、省エネリフォームなどの場合です。
これらのリフォームの支払いに住宅ローンを利用した場合は、固定資産税が減税となります。
リフォームの種類によっては、所得税と固定資産税の両方が減税されることもあります。
それぞれのリフォームに条件がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
以上のように住宅ローンを上手に利用することによって、税金がやすくなる制度があります。
それらの制度を利用する際に注意しなければならないのは、住宅ローン減税を利用する場合は、利用した翌年に必ず確定申告をしなければならないという点です。
会社員の場合は、初めの確定申告を自分でしておけば、その後の申告は会社が年末調整で処理をしてくれるので安心ですね。
上記のような住宅ローンを組む際に利用できる減税のことをローン型減税、と言います。
税金のことを考えた場合、もう一つの減税の方法があります。
それは投資型減税と呼ばれるものです。
投資型減税は住宅ローンを利用しなくても、減税の対象になるというものです。
リフォームの際に一定の条件をクリアしている場合は、控除対象限度額を上限に一年間所得税の控除を受けることができるのです。
リフォームのタイプによって利用できる制度は異なりますので、契約をする前にその点をよく確認してみましょう。
賢く利用することで、経済的にもメリットのあるリフォームをすることができます。
リフォームとローン、リフォームと税金についてみてみました。
あらかじめきちんと制度のことを理解し、少しでもメリットのあるリフォームの方法を考えることが必要です。
特に大掛かりなリフォームをするときには、費用もかなり高額になりますので慎重に行うことが大切になってきます。