NGなリフォーム業者の共通点とは?失敗事例をもとに解説(打ち合わせに時間をかけない、書面に残さない、相場よりやたら安いなど)

新築よりも手頃な価格で自分好みの住まいを作れるのが魅力なリフォームですが、工事を依頼する会社を間違えると、思わぬトラブルが発生してしまいます。
ただNGなリフォーム会社には、見積もりの段階からある程度の共通店があるのです。
仕上がりや機能性に後悔を生まないよう、事例をもとに頼んではいけないリフォーム会社の特徴をおさえておきましょう。

NGなリフォーム会社の共通点として最も多いのは、打ち合わせに時間をかけないという点です。
打ち合わせの期間は工事の規模にもよりますが、一般的に見積もり前には1か月~1か月半くらいかかります。
回数としては、1週間に1回のペースです。

細かく連絡を取る会社では、工事の進捗をメールなどでお知らせしてくれるため、現状把握がしやすいです。
このように細かくやりとりをする機会があれば、より希望に近い住まいを実現できますし、きちんと業務を遂行しているかも確認できます。

一方で打ち合わせが少ない会社だと希望を伝える回数も限られているので、1回の打ち合わせで伝えきれなかった希望は仕上がりに反映しません。
実際に打ち合わせの少ない業者にリフォームを依頼し、「もっと収納を増やしたかった」「後から設備を変更したくなった」など、思ったような仕上がりにならなかったという事例も存在します。
やはり理想の住まいをつくるなら、依頼者の意見を気にしてくれる会社を選択すべきです。

悪徳リフォーム会社の特徴の1つに、無許可追加のリフォームを行うものがあります。
もちろんこの場合、業者側としては都合が悪くなるため書面での契約は交わしません。

さらに工事の合計金額しか書かれていない見積を出されることもあります。
一般的な見積は単位や単価、使用数などが詳細に記載されていますので、あまりに大雑把な見積書を出す会社には注意してください。
実際に見積もりに詳細が書かれていなかったため、追加工事や別途費用がかかるなどのトラブルが発生した事例があります。

最後に、相場よりやたらに安い価格を提示する会社も注意が必要しましょう。
不当に高額な費用がかかるのは論外ですが、他の会社と比較してあまりにも費用が安い場合も危険です。

価格が安いということは、見積書の内容よりも設備のグレードが低かったり、リフォーム後すぐに何らかのトラブルが発生する可能性があります。
過去に安い価格でリフォームをしてもらったところ、手抜き工事をされたという事例も存在するため、安いのにはそれなりの理由があることを心得ておきましょう。

NGなリフォーム業者には、打ち合わせに時間をかけない、書面に残さない、相場よりもやたらと安いなどの共通点があります。
どれも見積もり前後で見極められる内容のため、契約を交わす前に信頼できる会社なのかを判断してください。
「どこでもいいや」と思っていると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

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